パーソナルヨガの生徒が、継続してくれない原因

原因は、

生徒の魂レベルの理想の未来を

イメージさせてあげられていないからです。

どうすればいいかというと、

生徒がワクワクして眠れなくなるくらいの

理想の未来をイメージさせてあげて、

そこまで連れていく約束をすればいいのです。

そうすれば、

生徒の目標が明確になるので、

生徒も、ヨガ講師も、

その目標実現のために本気でエネルギーを注ぎます。

そのエネルギーの集中が、結果を生むのです。

結果が出れば、

生徒は心から嬉しくなります。

そして、

結果を出してくれたあなたを信頼します。

「あなたと一緒にもっと成長したい」

と思うので、

生徒の方から

「継続してください！」と

お願いされるようになります。

この記事では、

パーソナルヨガで継続契約になる

ヨガ講師だけが知っていて、

こっそりやっている

コーチングの考え方について

お話をします。

これは私も、私のクライアントも実践していて、

結果を出している方法です。

あなたが生徒の幸せを願って行動できるヨガ講師であれば、

この記事の内容をしっかり理解して、実践すれば、

パーソナルヨガで９割以上継続契約を得られる

ヨガ講師になるのも簡単です。

ぜひ、しっかりと学んで、

ご自身のパーソナルヨガのセッションに

生かしてくださいね。

【パーソナルヨガを受ける生徒の本音】

継続契約に繋がらないヨガ講師は、

パーソナルヨガと集団ヨガレッスンの

本当の違いを理解していません。

生徒にとって、

集団ヨガレッスンと比べて、

パーソナルヨガは特別な時間です。

集団ヨガレッスンでは、

周りに自分のような生徒がたくさんいます。

生徒の間では経験も悩みも違うので、

自分だけのゴールというのはありません。

そのレッスンに集まった全員が

ある程度同じゴールに向かって指導を受けるので、

生徒も受け身の気持ちで取り組みます。

当然、

内面的にはさまざまな経験や気づきが生まれますが、

自分の人生の状況を相談したり、

今の悩みに合った実践をすることは、

ラッキーでない限り、起こりません。

生徒もそれを理解しているので、

先生について行くことで、

ヨガに取り組み心を穏やかにする時間だと捉えています。

しかし、

パーソナルヨガでは、どうでしょうか。

パーソナルヨガは、

自分が信頼している先生と自分、

２人きりの空間・時間です。

そして、

生徒にとって、

先生は導いてくれる存在です。

パーソナルヨガにお金を出す生徒は、

「自分の悩みを解決したい。

　人生をよりよいものにしたい。

　それを先生に手伝ってほしい。」

そう願っているのです。

周りに生徒がいる環境では、

相談できないこともあります。

そんな話も聞いてもらいながら、

先生の経験やヨガの知恵を借りて、

人生を変えるのを手伝ってほしいのです。

だから、

集団レッスンではなく、

パーソナルヨガにお金を出すのです。

これは、

ヨガ講師にとっては、

大きなチャンスです。

人の人生をよりよいものに変えてあげるチャンスを

あなたが引き寄せているからです。

集団レッスンでは相談できないような

「私はこうなりたい」

「私は今こんなことで悩んでいて、それを解決したい」

という思いがあるのです。

言い換えると、

パーソナルヨガを受ける生徒は、

自分を理想の人生に連れて行ってもらいたいのです。

その道標に、

あなたというヨガ講師を選んだのです。

しかし、

その道の目的地を知っているかと聞かれると、

自分では分かりません。

自分の理想の未来のイメージが

はっきりしていたら、

おそらく、

この生徒はパーソナルヨガを受けていないでしょう。

なぜなら、

理想の未来が明確なら、

すでに自力で理想の未来を手に入れているはずだからです。

明確なイメージは現実化するので、

「理想の未来が明確」と自分で感じられる人は、

自己実現を自分でできる人です。

すでに

好きなことをして楽しく暮らしているか、

あなたのように、

誰かを助けたいと考えて、

困っている人や

悩んでいる人を導く仕事をしているでしょう。

悩みがあるから、

理想の未来がハッキリとしないから、

あなたの元で学んでいるのです。

だから、

生徒の本音は、

「理想の未来をハッキリさせるのを、手伝ってほしい」

なのです。

【継続にならないパーソナルヨガ商品の共通点】

継続契約につながらないパーソナルヨガの商品には、

大きく分けて、２つの共通点があります。

１点目は、

「結果を約束しない」パーソナルヨガの商品は

継続につながりません。

なぜなら、

お客様が先生であるあなたに求めているのは、

結果を出すことだからです。

２人で話せて楽しくても、

家に帰ったときに、

人生が変わっていなければ

意味がありません。

悩みが解決していなければ

何をしていたのか分かりません。

結果を出すと約束してもらえないのですから、

どこへ向かうのかも分からないので、

継続する理由がありません。

これについては、

こちらのブログ記事で詳しくお話ししているので、

興味がある方はぜひそちらも参考にしてみてください。

２点目は、

「生徒が心からワクワクしていない」場合も、

継続にはつながりません。

つまり、

生徒がパーソナルヨガに取り組む上で、

「こんな未来に行けると思うと、ワクワクする！」

と感じるような、

理想の生き方や暮らし、在り方が

イメージできていないということです。

ふつうのパーソナルヨガの講師は、

生徒の自主性を大切にします。

なので、

「どうなりたいですか？」

「どんな悩みがありますか？」

と聞きます。

そして、本人の言葉から出てきた「理想の未来や生き方」まで

連れて行こうとします。

もちろん、

生徒が自分から行動できる

主体性をもっているのは、

結果を出す上で重要なことです。

しかし、

悩んでいる生徒に理想の未来を聞いても、

生徒は悩んでいる頭で考えるので、

本当の理想は見えていません。

太陽は出ているのに、

霧がかかっていて、

太陽がどこにあるのか分からないような

状態なのです。

なので、

そこまで連れて行ってもらっても、

本当に嬉しいわけではありません。

なぜなら、

本当の理想を本人が言葉にできるのなら、

すでに実現できていないとおかしいからです。

太陽の光がはっきりと見えていたら、

そこを目指して歩いて行くだけです。

ヨガの聖典にも、

「人の内側が外側の世界を創る」と

説かれています。

ゴールが明確であれば、

それは実現するのです。

また、

実現するために、

すでに行動しているはずです。

しかし、

あなたの生徒は

悩みがあってパーソナルヨガを受けているのですから、

ゴールは明確ではありません。

では、

どうすればいいのでしょうか？

講師が直観を使えばいいのです。

生徒を見ていて、

生徒は本当はこうなりたいんだろうな、

という理想を直観できるはずです。

対話をしながらでもいいので、

生徒の「本当は、きっと、こうなりたいよね」

という最高の理想の未来を

伝えて、

「もしかして、こんな風になりたい？」

「こんなことがしてみたい？」

と聞いてあげればいいのです。

巷でよく言われている「コーチング」は、

ここまでやらず、

ただ自主性を重んじる傾聴を行います。

それでは、

生徒の視界にかかっている霧は晴れません。

そして、

あなたの直観で言ったことに

ピンと来るなら、

生徒はその未来に行きたい！と思って、

前のめりになります。

そうやって、

理想の未来を見せてあげることで、

ワクワク感を感じてもらうのが絶対に必要です。

例えば、

肩こりで悩んでいる生徒さんなら、

「肩こりを和らげるだけでなく、身体の不調や老化も

　受け入れて、心平穏で幸せに生きられるようになりたいのではないですか？」

とか、

アサナが上手くできなくて悩んでいる生徒さんなら、

「アサナが上手にできるだけでなくて、

　人生でやりたいと思うけれど、できないと思っていることを

　全部実現できるような人生を送りたいのではないですか？」

という風に、

生徒を見て、

生徒が本質的に求めている幸せな未来を直観して、

伝えてあげればいいのです。

それで生徒がピンと来ていれば、

あとは結果を出すのを約束して、

しっかりと契約をするだけです。

ゴールが明確になるので、

その未来にいけるまでどれくらいの期間がかかるかを考えて、

契約期間を提案します。

さきほどお伝えしたようなゴールなら、

ふつうの人なら１年くらいはかかるでしょう。

生徒さんが同じヨガ講師なら、

ヨガの本質に触れてきているので、

先ほどのようなゴールなら、

半年くらいで結果が出る人もいると思います。

このように、

理想の未来を見せてあげることで、

生徒はワクワクします。

あとは、

そのワクワクする未来に連れていく、

言い換えれば

実際に結果を出すことが大切です。

約束だけしておいて、

結果が出なければ、

意味がありません。

結果を出すためには、

どうすればいいのでしょうか？

【現状に悩む人は、理想の未来を手に入れられないと思い込んでいる】

生徒さんが、理想の未来にワクワクしているということは、

その理想の未来はまだ手に入れていないということです。

人が、

まだ理想の未来を手に入れていない理由は、

「そんな理想の未来なんて、私には手に入れられない」

と思っていることです。

このネガティブ思考が

原因です。

なぜなら、

この世で経験することは例外なく

自分の内側で起こることの鏡だからです。

「思考が現実化する」のは

真実なのです。

ヨガ講師として活動している方なら、

思考が現実化していることは

うすうす感じていると思います。

「肩こりに悩まない人生を送りたい！」と思いながら、

無意識のうちに

「肩こりに悩まない人生なんて、私にはムリだ」と

思い込んでいるのです。

だから、

肩こりに苦しむ現実を

引き寄せ続けているのです。

では、

どうすれば理想の未来に連れて行ってあげられるかというと、

この思い込みを外してあげればいいのです。

思い込みが変われば、

現実が変わるので、

悩みが解決し、

理想の未来がすぐに現実になります。

この「思い込み外し」を、

ヨガ指導だけでやるのは

簡単ではありません。

一生懸命アサナや呼吸法、瞑想を教えたり、

ヨガ哲学を教えたり、

エネルギーワークをやってあげても、

なかなか結果が出ません。

なぜか。

それは、

「自分にはできない」と思っている人に、

やりなさいと言っても、無理だからです。

なので、

「できる」と思えるようにしてあげないといけません。

生徒さんは

「私は、肩こりの悩みから自由になれない」

という心のブレーキを踏んでいるのです。

このブレーキを握りしめる手を

外してあげない限り、

いくら全力でヨガに取り組んでも、

勉強しても、

できないと思っているのですから、

現実は変わることはないのです。

車に例えると、

ブレーキとアクセルを

同時に踏んでいるような状態です。

このままでは、

前にも後ろにも進みませんし、

いつかエンジンが壊れてしまうでしょう。

心のブレーキを外してあげて、

ネガティブな思い込みを外してあげるには、

コーチングスキルを身につけることが必要です。

私の言うコーチングは、

巷のコーチングスクールが教えているような

「自主性に任せる」

「生徒に寄り添う」

といった類のものではありません。

私の言っているコーチングは、

人が自覚していない

ネガティブな思い込みを見つけてあげて、

相手を傷つけないように認識させてあげつつ、

それを書き換える技術のことを言っています。

コーチングを知らない人が

「私にはできないんです」と言う生徒に対しては、

「いや、あなたなら絶対できるよ！」と

言うだけです。

それを言われたら、

その場では生徒は嬉しいです。

先生もできるって言ってもらえているし、

理想の未来に行けるように頑張ってみよう！

と気持ちを新たに

あなたのスタジオを後にするでしょう。

しかし、

家に帰って、

数日経つと

心のブレーキがまだかかっているので、

行動ができません。

「いや、私にはできないよな」

「でも、やり方が分からないし」

そうやって行動できずに、

またあなたのところに帰ってきてしまいます。

心のブレーキがある生徒は、

「あなたならできるよ！」と言われても、

へこむのです。

なぜなら、

「できない」という強い信念を外せないから。

なぜ外せないかというと、

その信念を自覚できていないからです。

幼少期からの刷り込みや、

学校教育、会社員時代の経験なども原因なので、

意識していないレベルの深い思考となっているからです。

パーソナルヨガで継続契約を取り続けている

ヨガ講師は、

この心のブレーキを見つけてあげて、

指摘してあげて、それを素直に認めさせてあげる方法を

知っています。

そして、こっそり実践していて、

生徒に結果を出しているので、

生徒が「もっと成長したい！」とお願いしてくるのです。

しかし、

コーチングスキルがあっても、

生徒に心のブレーキを指摘してあげて、

生徒が素直に認められなければ、

ブレーキは絶対に外れません。

私は、

これまでたくさんの悩むヨガ講師と出会ってきました。

多くのヨガ講師が、

人の人生を変えるのをサポートしたいと願い、

そのために努力しているのを知っています。

一般の生徒にとって、

ヨガ講師は、

人生で大切なことを

本音で話すことのできる数少ない相手です。

特に、パーソナルヨガは

素直さを引き出す

ヨガ講師と生徒の信頼関係があるからこそ成り立ちます。

出会いがあり、

指導者と生徒の関係ができているからこそ、

この次元のサポートができるのです。

心のうちの自分の信念を、

指摘されて、

素直に認めさせてあげる。

そうやって

心のブレーキが外れると

今まで見えていなかった、

魂が喜ぶ理想の生き方、未来が見えてくるのです。

「先生、私、本当はそんな風に生きてみたいんです」

と言えるようになるのです。

でもそれは、

あなたが見てあげて、

見せてあげて初めて理解できる人もいます。

それぐらい、

ヨガを深く知らない人は、

自分の本音と繋がっていないのが現状です。

だから、それを解放してあげるお手伝いをするのが、

私は、ヨガ講師の仕事だと思います。

そして、

たいへんやりがいのある仕事だと思うのです。

あなたはどう思いますか？

もし共感するなら、

ぜひパーソナルヨガの指導に

コーチングを組み合わせてみてくださいね。

また、パーソナルヨガでコーチングを実践したい方は、

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お読みくださり、ありがとうございました。

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